医療について
赤ちゃんの発熱と病院へ行くべきかの基準
赤ちゃんが初めて発熱をするのは、生後半年ほど経過したことであり、母親からもらった免疫機能も低下して、感染により発熱も起こしやすくなります。
小さな赤ちゃんの発熱の温度は37.5度以上ですが、高熱が重傷で低いと軽症とは限りません。
体温が37.5度を超えていなくても、元気が無かったり、食事ができなかったり、症状が2週間以上続くなど、いつもと違う印象があるときには要注意です。
赤ちゃんが発熱をする原因として3ヵ月までであれば、敗血症や細菌性髄膜炎に化膿性股関節炎、新生児単純ヘルペス脳炎やB群溶連菌感染の可能性もあります。
小さな体では意思表示も難しく、原因に関わらず発熱時には、微熱でも受診をすることが必要です。
3か月から1歳であれば、RSウイルスによる細気管支炎や尿路感染症、細菌性髄膜炎や肺炎に突発性発疹も原因として考えられます。
幼稚園や保育園など、子供の社会での生活がスタートすると、風邪ウイルスにもかかりやすくなるので、発熱をしやすいです。
意識がもうろうとしていたり、痙攣があるときには、病院での救急受診が必要になります。